8823再生計画②

・まぜまぜBOY
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材料
«スープ»
水100cc
白味噌
赤味噌
だしパック1こ
魚粉
鶏ガラスープ粉末
ピーナッツ粉

«トッピング»
とげまる(肉味噌)→前回の記事参照
フライドオニオン
ニラ
みずな
ニンニク
卵黄
きざみのり

«麺»
中華麺(太め)

作り方
①だしパックを水で3分煮る。煮立ったら調味料を入れて混ぜます。白味噌赤味噌は、7:3の割合くらいがいいかも? 麺に絡める前提なので、めちゃくちゃ濃いめに作るといいです。

②麺を茹でます。麺の太さによりますが、茹で時間マイナス30秒くらいがいいかと思います。

③麺をあげたら、スープに搦めてトッピングして完成です。湯切りはしないで麺を入れた方が粘り気が出ます。

ひとこと
出汁を強めに取って、魚粉を入れると大分マゼボっぽくなります。
再現度は70点くらいかな? 味噌のバランスを調整できるともっと寄せられると思います。

8823再生計画①

8823製麺のメニューを再現するためのメモを記しておきます。

・とげまる(肉味噌)ごはん
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材料
«肉味噌»
ひき肉
人参
タケノコ
赤味噌
醤油、ウスターソース
花山椒
唐辛子(オーホット)
はちみつ
ラー油

たまねぎ
ごはん

作り方
①人参、タケノコをフードプロセッサーで荒微塵に。

②ラー油をフライパンにしき、ひき肉と一緒に①を炒めます。

ウスターソース、醤油、赤味噌(多め)、花山椒、唐辛子、はちみつを加える

④ご飯に卵黄、みじん切りの玉ねぎ、肉味噌を乗せて完成。

ひとこと
卵黄と合わせて食べると一気に懐かしい味。花山椒の風味だったんですね。
味は味噌ベースでかなり濃いめに調整すると上手くいく。
開店当初はレンコンを使ってたっぽいが、人参でも十分いい食感になる。
再現度はほぼ100点です。


冷やし坦々麺
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材料
«スープ»
豆乳
赤味噌
白味噌
ねりごま
りんご酢
ピーナッツ粉
鶏ガラスープ
食べるラー油
唐辛子(オーホット)

«トッピング»
とりささみ
とげまる(肉味噌)
フライドオニオン
パプリカ
水菜
刻み玉ねぎ
チー油
ラー油

«麺»
中華麺(中太)

作り方
①スープは材料をフードプロセッサーにかけて冷やすだけです。豆乳ベースで胡麻とピーナッツで濃厚さを出し、りんご酢で酸味を加え、ガラスープと味噌でコクを追加するイメージです。あと辛み。

②ささみを低温調理器で調理してチャーシューにします。68℃で90分でやりました。

③麺を茹でて水でしめます。そして、スープとトッピングを盛り付けて完成。

ひとこと
味噌を追加すると一気に8823感があるスープになることがわかりました。手間とクオリティ含め、更に研究が必要かと思います。
再現度は70点くらい? トッピングはokですが、スープがちょっと違うかも。

京都旅行とマジック・ザ・ギャザリング(後編)

後編です。

前編を見ていない人はこちらから↓

secondsun.hatenablog.com

 

~前回のあらすじ~

環境に多いフェアデッキ、コンボデッキに強い「赤黒アグロ」を使うことを決めた乱脈な奇行であったが、直前のデカい大会の結果をみてビックリ! 実はアグロが流行りまくっていて、不利マッチだらけになっていた!

 

目次

 

 

赤単アグロ使用率2位。

確かにプロツアー時よりも赤単が増えることは予想していた。しかし、まさかエスパーコントロールやネクサスを押し退けてまで使用者が増えているとは予想できなかった。そして、それに伴い単色アグロに非常に有利なグルールアグロの増加

もはや重いデッキを意識した赤単はGP本戦では悪手ではないか?

残念ながら私がその思考に辿り着くのは少し遅すぎた。

 

※グルールアグロとは

グルールの呪文砕きなどのタフネスの高いクリーチャーやゴブリンの鎖回しというの全体ダメージを与えるクリーチャーを主軸とした生物主体のデッキ。単色アグロに対する強烈なカウンターデッキになる。GP前には開発が進み、サイド後にコントロールやネクサスと戦えるようなカスタマイズが施された。

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一言、時間が無さすぎる。

今までプレイしたことのない「コンボデッキ」や「赤単アグロ」の勉強に時間を費やした結果、他のデッキを触っている時間が全くなかった。

もちろん、このアグロ多めの環境で「ネクサス」を使うことも自殺行為だ。私が持っている手札で戦うなら、消去法的に赤黒を選択するしかない。

これが熟練したプレイヤーなら、今までの経験から環境を見てデッキを変えることは容易だったのだろう。そもそも事前に多種多様なアーキタイプに触って練度を高めていたのだろう。GP初出場の私の練習は明らかに視野が狭かった。

一瞬、デッキを変えることも考えた。グルールアグロであったら今までの経験でそれなりにプレイが可能で、環境的な位置も悪くないはず。京都観光用の前日2日間を全てグルールに費やせばギリギリ間に合うかもしれない。しかし……、

 

 

 

 

 

うるせえ! 京都を楽しませろ!

 

 

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今回の旅の目的は何か?

私は今一度見つめ直す。

「京都観光」と「マジック・ザ・ギャザリング

自転車を借りて、ホテルを予約して、貴様はなんの為にそこにいる?

 

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2日後、当然の結果が私に訪れることになる。



4,大会当日のレポート

それではいきなりですが振り返りましょう。

会場は駅から微妙に離れたところにあり、3月にしては肌寒い気候でした。周りに建物もない為、同じ方向にゾロゾロとプレイヤーらしき人達が歩いていく様は面白かった。

会場はいわゆるイベントホールで、MTGのプレイヤーがぎっしりだった。座る場所は十分にあったため、とりあえず一息。会場のアナウンスで「運命のきずな」のプロキシカード発行の案内がされていたので、密かに人がたくさんプロキシ発行所に集まることを祈っていた。

 

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1回戦 赤単t黒 〇✕〇

いきなりのミラー。案の定、赤単大増殖の不安がよぎる。私の構成と同様に黒タッチのヤソスタイル。

1戦目は相手のタフ1クリーチャーを鎖回しで上手くシバいて勝ち。2戦目は土地引けずに負け。3戦目は先手のブン回り&鎖回しで勝ち。

失礼な話だが、サイド後もタフ1クリーチャーを相手が減らしてこず、そこに漬け込み勝つことが出来た。

全敗は免れた。ひとまず安心。

 

2回戦 赤単 ✕✕

いきなり赤単2連続。明らかに持ち込むデッキを間違えている。

今回は純正赤単でメインから蒸気族や狂乱の入るタイプ。これは微不利。

1戦目は熱戦の末、敗北。タフ1クリーチャーは盤面を作るのに弱いため、リックスマーディでヴィーアシーノを優先して捨て終始盤面は押していたが、相手の火力→舞台照らし→火力火力で死亡。あと2点あれば勝っていたため、1回のプレイが大きく試合を左右する結果になった。非常に悔しい結果。

2戦目は先手4ターン目に狂乱を置くというブン回りを見せるものの、5回連続で土地をめくり、相手の鎖回し2体に殴り殺されて4。プレイミスはないため、こればかりは仕方ない。

 

3回戦 グリクシスコントロール 〇✕〇

1ターン目から強迫を打たれて、この環境には赤単じゃないデッキもあるのか!となったグリコン。初めて山でない土地を置かれる。相性はそこまで悪くない。

1戦目は先手で削り切り勝ち。ボーラスを着地させるも時すでに遅し。

2戦目は負け。再燃するフェニックス3連続は想定できないし、受けきれない。

3戦目は勝ち。普通に相手が事故りました。3色デッキの宿命である。

 

4回戦 グルール ✕〇✕

戦士指定から私は自分の運命を悟る。

特に何かあるわけでもなく1戦目を落とす。タフネスが高すぎるってそれ一番言われてるから。

2戦目は奇跡的に勝ち。相手が火力しか引かず、こちらはフェニックスを連打できた。このような事故でしか取れないマッチなので、3戦目も祈るしかない。

3戦目は普通に負けました。

 

2日目に進出するには最低6-2の成績が必要で、ここに来てもうあとがない状況に。事前の嫌な予感が見事的中し、赤単同士の潰しあいに巻き込まれる形となっていた。

今日は残すところあと4戦。全て勝たなければ2日目への道はない。

流石にここまで当たり方が偏っていたら、そろそろ有利マッチを引けるのでは? そう思いながら、私は寒空の中手を合わせていた。

ネクサス、スゥルタイ……頼む!

 

5回戦 グルール✕✕

 

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最終成績

赤単t黒 〇✕〇

赤単 ✕✕

グリクシスコントロール 〇✕〇

グルール✕〇✕

グルール✕✕

 

失意の2-3ドロップ!

赤単グルール大直撃!

 

私の読み通りグルールと赤単はかなり増えていた。恐らく赤単は使用率1位、グルールは5位か4位くらいには付けていたと思われる。

ピンポイントで不利マッチを引きすぎた結果の2-3。もう少しネクサスやスゥルタイと当たってくれや。しかし、初日を抜けるには2回しか負けられない訳で、赤単とグルールがこの比率で存在するのなら、どのみち2日目進出は厳しい当たりにはなってしまいそうだとは思う。

 

反省点はいくつかあるが、一番大きな失態は、事前の不安が的中したのにも関わらず、特に祈る以外の策を怠ったことだろう。直前で京都観光を優先した報いだ。

大会まで入念に準備を行ったつもりでいたが、メタゲームは水物。最後の1週間にもっと集中して練習を積むべきだった。仮に直前にグルールを選択できていたならば、私は勝ち組に回っていたかもしれない。

事前の入念な準備より、土壇場での詰め込みがスタンダードのグランプリという場では大切な要因なのだと感じた。直前の練習は2週間前よりも何倍も価値がある。この発想は今後のマジックライフをより豊かにするためにも大切な考えだと感じた。

 

しかし、私にとって得るものの大きかった1か月であったことも確かだ。結果こそでなかったものの、また一つ、マジックザギャザリングが上手くなることができたと感じた。

今まで触れてこなかったアグロとコンボの2つのデッキをじっくりと学ぶことができたことは、私の視野を大きく広げてくれた。強くなるためにも、純粋にマジックの世界をより楽しむためにも、この経験はきっとどこかで役に立ってくれるだろう。

まだまだマジックの沼は底の見えぬほどに広がっている。所詮、私が今までプレイしてきたのは「スタンダート」の一部のアーキタイプだけに過ぎない。世界が広がれば広がるほど、MTGには今まで以上に私の人生を豊かにしてもらわなければ困る。

 だが……、

 

悔しい…悔しくて死にそうっ!

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しかし……、

 

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※両方京都なのよ 

 

私より何倍も長い時間、何倍も努力した人たちを知っているわけで、実際直前で気が緩んだわけで。

帰宅後に改めてプロ選手の赤単t緑の記事やその他諸々を読んで、やはりまだまだ実力が足りていないことを再認識した。特にサイドプランや入れ替えの枚数などのプレイングの部分はまだまだ伸びしろがあり、練習や経験を積むべき項目であると感じた。これからもマイペースに続けさせていただくわさ。

 

5,京都観光編

 はい。京都観光編です。

 GPの前2日間はがっつり観光にあてました。

私自身京都に来るのが中学生ぶりだったため、非常に高ぶっていました。

特に何か目的があるわけではなかったのですが、京都という土地が「非日常空間」の代表として、私の頭の中には漠然と存在していたのです。

久しぶりの長期休暇。せっかくならノスタルジーに浸りながら、いろいろ考える旅にしなくてはならない。

 

 

というわけで、私は自転車を借りた。

これは京都で私がやってみたかった唯一の目的かもしれない。車や電車でなく、自分の足で巡る。等身大の京都の姿を私は眺めてみたかったのだ。 

 

まさに「碁盤の目」! 規則的な道を宛もなく走り続けると、ゆっくりと個性的な街並みが姿を現す。

 黒いマクドナルドを見かけて思わずパシャリ。

京都の景観に合わせてロゴを落ち着いた色に変えているチェーン店も多かった。

マクドナルド以外には、なか卯やほっともっと、Yahoo!ショップまでもが茶色く変色しており、街に対する誇りをひしひしと感じた。

しかし、なぜか「すき家」だけはどこに行っても真っ赤だった。なぜなのか。

 

細い路地を進んでいくと、今までフィクションの中でしか見たことない料亭的な建物も現れた。大阪にあるコイニハッテンする料亭じゃなくて、庭までついているガチなやつだ。

自転車を飛ばしながら、昼飯はどんな店に入ろうかとドギマギテンポくんになっていた。

 

結局ラーメンに入った(小心者)

これから何食も食べるわけなのだから、まずはジャンキーなところからスタートだ。

 上品な白湯スープはとても濃厚でやさしい味がした。

店長さんみたいな女性が、バイトの人にアイドルライブの話題を流暢な京都弁で話しており、「来たぜ!京都!」という気持ちがより強くなった。

 

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いろんなアニメの聖地になっている鴨川デルタ。 

 

そして、最初の目的地である下鴨神社に到着。

可愛い狸の一家がお出迎え。面白きことは良きことなり。

意外と女性参拝者が多かった。縁結びの神みたいなのも併設(?)されていたのでその影響かも。ガチ観光地じゃない場所なので、落ち着いた雰囲気で居心地は良かった。

 

 

水に濡らすと文字が浮かび上がる水みくじ。

恋愛は両親に相談した方がいいらしい。

 

日本語というものは不思議なもので、「両親に相談せよ」という文章でも、受け取り手によって意味が変わる。

私が受け取れば、恋人を工面してもらえという情けない意味になるし、恋人がいるものが受け取れば、結婚の相談を両親としろという意味になる。

わろす。

 

次は近くにあった「たまこまーけっと」の舞台、「出町枡形商店街」へ。

普通に活気があっていい商店街でした。

事前にもっと京都のアニメを観とけばよかったね、ハム太郎

そのあとは京都大学の方面をフラフラしてました。 

 

ホテルにチェックインし、いざ街へ。

一日中走り回ったため、疲労は限界。

割と遅い時間になってしまったので、近くにあった立ち飲みっぽい店に。

だが、これが大正解でした。

白湯スープのおでんは初めて食べたが、これがうまい!

薬味の柚子胡椒と紅ショウガの相性がGOOD!

当たりの店であることをここで確信。

 

  日本酒と馬刺し。

疲れた体に染み渡る日本酒。

馬刺しも新鮮でうまい。この後若干馬刺しにハマったレベルで記憶に残る味だった。

最後はTKGでフィニッシュ!

初日から完全勝利で終了。

 

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2日目は 清水寺

寺が工事中のよくあるパターンのやつ。

ガチガチな観光地「京都」のため昨日と違って人に溢れていた。街並みも徹底して「和」って感じで、外国人観光客がわんさか。

 

人力車に乗るカップルにも大量に遭遇した。

私情のこもった憶測である。

 

2日目もガッツリ動いてやろうと思っていたが、マジで体が動かない。

 埼玉から鎌倉まで自転車を漕ぎ続けたあの時代ほど私は若くないのだ。

ボロボロになりながら、15時ぐらいにホテルに退却し、ベットへIN。

そのまま20時ぐらいに起きて隣の焼肉屋へ。

心底クソみたいなムーブ。何百とすれ違ってきたカップルどもには真似できない残念な一人旅を満喫した。

 

 

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 3日目。敗戦ののちに立ち飲み屋へ。

 ワインっぽいリキュール。京都では庶民の飲み物(らしい)

割と飲みやすかった。このあともめちゃくちゃ酒を飲んだのだが、写真に撮るのを忘れて暴れていた。端的に表現すると「暴れていた」

 

tabelog.com

 

振り返ると何が残ったんだよって感じだが、ただ一言。

楽しかった。

歳を重ねれば重ねるほどに、人はいろいろなものに縛られていく。

25歳という節目の年に、自由に走り回って、暴れまわった4日間は私にとって忘れられない経験になってくれると思う。

サンキュー京都。

今度は女の子と人力車に乗ります。

 

6,おまけ

最後に今回使用したデッキのサイドボーディングを載せて締めとさせていただきます。

多分もう価値はないけども、思い出にね。

 

メイン60

4 ギトゥの溶岩走り
3 狂信的扇動者
1 凶兆艦隊の向こう見ず
4 ヴィーアシーノの紅蓮術師
3 リックス・マーディの歓楽者
3 軍勢の戦親分
4 ゴブリンの鎖回し

4 ショック
4 稲妻の一撃
4 魔術師の稲妻
2 舞台照らし
1 実験の狂乱
2 興行 // 叩打


13 山

4 血の墓所
4 竜髑髏の山頂


サイド15

3 ドリルビット
4 溶岩コイル
4 再燃するフェニックス
2 疫病造り師
1 実験の狂乱
1 沼

 

 ・対スゥルタイミッドレンジ

【IN】

3 溶岩コイル

4 再燃するフェニックス

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

3 狂信的扇動者

2 ヴィーアシーノの紅蓮術師

4 ショック

 

・対エスパーコントロール

【IN】

3 ドリルビット

4 再燃するフェニックス

2 疫病造り師

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

3 狂信的扇動者

4 ゴブリンの鎖回し

4 ショック

 

・対シミックネクサス

【IN】

3 ドリルビット

 

1 沼

 

【OUT】

1 山

3 ゴブリンの鎖回し

 

・対ティムール再生

【IN】

3 ドリルビット

2 疫病造り師

1 沼

 

【OUT】

1 山

4 ゴブリンの鎖回し

1 実験の狂乱

 

・対赤単

≪先手≫

【IN】

2 溶岩コイル

4 再燃するフェニックス

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

3 狂信的扇動者

3 ヴィーアシーノの紅蓮術師

2 魔術師の稲妻

 

≪後手≫

【IN】

4 溶岩コイル

4 再燃するフェニックス

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

3 狂信的扇動者

4 ヴィーアシーノの紅蓮術師

3 軍勢の戦親分

 

・対青単

【IN】

3 ドリルビット

4 溶岩コイル

4 再燃するフェニックス

2 疫病造り師

1 沼

 

【OUT】

4 ヴィーアシーノの紅蓮術師

1 凶兆艦隊の向こう見ず

4 魔術師の稲妻

1 実験の狂乱

1 興行 // 叩打

 

 

・対白単

≪先手≫

【IN】

4 溶岩コイル

2 再燃するフェニックス

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

4 ヴィーアシーノの紅蓮術師

4 魔術師の稲妻

 

≪後手≫

【IN】

4 溶岩コイル

4 再燃するフェニックス

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

4 ヴィーアシーノの紅蓮術師

4 魔術師の稲妻

1 凶兆艦隊の向こう見ず

3 軍勢の戦親分

 

・対グルール

【IN】

4 溶岩コイル

4 再燃するフェニックス

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

3 狂信的扇動者

4 ヴィーアシーノの紅蓮術師

3 魔術師の稲妻

 

・対GATE

エスパーと同じ

 

・対イゼットドレイク

 

【IN】

3 ドリルビット

4 再燃するフェニックス

4 溶岩コイル

2 疫病造り師

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

4 ゴブリンの鎖回し

4 ショック
4 魔術師の稲妻

1 実験の狂乱

1 狂信的扇動者

 

・対イゼットフェニックス

 

【IN】

3 ドリルビット

4 再燃するフェニックス

4 溶岩コイル

1 実験の狂乱

1 沼

 

【OUT】

4 ゴブリンの鎖回し

1 実験の狂乱

3 狂信的扇動者

4 魔術師の稲妻

 

 

 

京都旅行とマジック・ザ・ギャザリング(前編)

こんにちは。乱脈な人です。

今更ですが、3月23日・24日に行われたマジック・ザ・ギャザリングのイベント「グランプリ京都2019(スタンダード構築)」の参加レポート兼旅行の振り返りを書こうと思います。

 

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全く最近文章を書いてなかったので練習がてらと未来の私のため思い出を残しといてやるかと思ったからです。数年後に見返して懐かしがりたいのだよ。

結果から言うと微妙な成績でしたが、反省点や良かった点、約10年振りに京都に行った感想など盛りだくさんな内容でお送りします。

 

 

目次

 前編はここまで

 

1,はじめに

最近、マジック・ザ・ギャザリングのモチベーションが高い(当社比)

理由はいくつかあるが、昨年出たセットのアモンケット、イクサランに比べ、今年発売になった「ラヴニカ」を舞台にした拡張セットは非常に魅力的だった。

高いカードパワーと多種多様なデッキが活躍できる現環境は、間違いなくここ数年で最も面白いスタンダードになったと言える。

そして、デジタルゲームMTGアリーナの登場も大きい。今までのMTGマジックオンラインというネット黎明期の遺産しかオンライン対戦環境がなかった。しかし、MTGAは日本語化されており、現在のオンラインゲームにマッチしたシステムで、日本人のMTGへの参入のハードルを大きく下げた。

実際に今まで全くMTGをやった事のない人達がMTGA経由でわんさか入ってきた。現に、カードゲームに馴染みのなさそうな二軍vtuber(失礼な表現)の人達の間でも流行りしたりして、まるで「咲」や「しんでれら・まじっく」、「MTG淫夢」みたいにMTGをやってることが当たり前な世の中にでもなったのかと錯覚した。

 

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WIXOSSを辞めてから数年間、ぬるく身内でスタンダードを遊んでいた私であったが、ラヴニカのギルドからはより競技的に取り組んでみようと考えた。

これもいくつか理由がある。列挙するとこんなところだろうか。

 

Ⅰ,競技スタンダードが面白そう、MTGアリーナの存在

Ⅱ,身内でカードをやる機会が減った

Ⅲ,ポケモンカードを触った

 

Ⅰは前述した通り。みんなで盛り上がってるんだ。私も仲間に入れてくれ。

Ⅱは無視できない問題のひとつだ。MTGを触ってくれていた人が周りから減った。理由は様々だが、ショップやウェブに出陣するきっかけになった。個人的には哀しいことではあるが、各々好きなものを見つけて楽しく生きてくれ。そして、この記事を読んでいるのならMTGアリーナをインストールせよ。

Ⅲは一見よく分からないと思うが、旧友の誘いにより、ポケモンカードの大会に出たことに起因する。紆余曲折あり、私はポケモンカードを競技的にプレイしている高校の同級生再会した。マジで高校の卒業式ぶりだった。彼は大学院を卒業し、いい会社に就職し、車も持っていた。お前と俺の8年間、一体何が違ったのか。

私が行った高田馬場の某ショップには他にも沢山競技プレイヤーがおり、カードの効果すらよく分かっていない私には非常に刺激になった。何かを真面目に取り組むことって素敵やん的な。

で、なぜMTGを真面目にやることに繋がるのかと言うと、これは完全な主観だが、「競技的」にゲームを遊ぶなら、MTGの方が適していると思ったのと、私も何か素敵やんしたかったのだ。カードゲームに優劣を付けたい訳ではないし、記事の趣旨からズレるから多く語ることもしないが、頑張るならこっちやなと思っただけで、同級生Sくん、Tくんはそのきっかけになったという話だ。

というわけで、私はちょっと真面目にMTGをやってみよう!ということと独り身で気が狂いそうだったので旅行がしたい!という気持ちからGP京都に申し込みをした。

もちろん、グランプリのような大きな大会に出場するのは初めてだった。リアルで大会に出るのもせいぜい晴れる屋のイベント程度だったので、大分背伸びしたなという感じだ。

競技プレイが半年に満たない素人が勝てる程にMTGおじ達は甘くない。なんにせよ練習せねばなと思いながら、私は大会の申し込みを行った。

 

 2,出発までの環境について

グランプリ京都はラヴニカの献身までのスタンダード構築戦で行われる。パックの発売から1ヶ月の経過した「成熟したスタンダード環境」をいかに渡っていけるかが勝負になる。

 

まずは現環境についておさらいしておこう。

パック発売当初の晴れる屋で環境初陣戦で、私はアブザンカラーの除去コントロールで微妙に良い結果を残すことが出来た。しかし、一瞬でそのデッキは使い物にならなくなった。

原因は「ハイドロイド混成体」を主体としたミッドレンジデッキの流行にあった。

 

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前環境のゴルガリミッドレンジをベースとした「スゥルタイミッドレンジ」は一気に環境トップに躍り出る。マナをドローに変換できるハイドロイドは長期戦を挑むデッキに非常に強く、野茂み歩きを中心とした探検パッケージはアグロを封殺する。

 

また、ケイヤの怒りや吸収、思考消去を採用したエスパーコントロールも流行する。

 

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白黒ショックランドの追加と白黒の除去の追加などを追い風とし、様々なデッキに丸く対応出来つつ、テフェリーという理不尽なフィニッシャーを搭載できる。更にサイドボードから正気泥棒、人質取り、ライラなど、強力なクリーチャーをインできるのも強みのひとつだ。

その他、3色のデッキは全体的にカードパワーの高いカードを採用できるため、スゥルタイ、バント、グリクシスなどの中速以上の強力なデッキが多く活躍した。

 

そして、流行していた遅いデッキを狩るためにキラーデッキが台頭してくることになる。そう、私も長く使っていたクソデッキ「ネクサス」である。

 

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明らかな調整ミスを感じるクソエンチャ「荒野の再生」により、マナが2倍出てしまうバグを存分に利用したデッキだ。この莫大なマナを利用し、アズカンタやドロースペルを何度も利用し、「運命のきずな」という7マナの追加ターンを取得するカードを延々と唱える。相手には二度と自分のターンは戻ってこない。アズカンタと再生が揃ったら死ぬ。言わばエクゾディアみたいなデッキである。

環境初期はハンデスや打ち消しを取っておけば余裕みたいな認識があったが、デッキの開発が進むにつれその常識は崩れていく。ミッドレンジ以降のデッキはいくらハンデスや打ち消しを取っても有利に戦えない状況が生まれた。使用者としても、キーパーツがハンデスで妨害されてもまた引けばいいか〜的な余裕があった(頭がおかしい)

この「ネクサス」(のちにティムール再生型も登場する)が中速以降のデッキに睨みを効かせていた。

 

単色のアグロデッキも非常に強力だった。アーキタイプの環境的な強みは2つ。ショックランドベースのマナ基盤と「ネクサス」の台頭だ。

ショックランドの登場により、より自由に色の組み合わせが可能になった。しかし、一方でショックランドのダメージやテンポロスはアグロに大きな隙を見せる。最終的に無数存在した3色デッキ達はアグロに駆逐され、「スゥルタイ」と「エスパー」のみが生き残ることとなった。

もうひとつはネクサスの台頭だ。ネクサスは非常に相性が極端なデッキだった。中速以降にほぼ無敵を誇ったエクゾディアだが、アグロにはほぼ手も足も出ない(エクゾディアだけに) 故にアグロデッキは、フェアデッキを狩るネクサスを狩るという環境で独自のポジションを手に入れた。

強力なクリーチャーと火力、リソース手段を持った赤単。強力なクロックと打ち消しでテンポを取り続ける青単。クリーチャーの質と量で押し切る白単など、それぞれが強みを押し付けられるだけのパワーがあった。

 

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その他、グルールや門、イゼットなどの強力なデッキも存在したが、キリがなくってキリマダ伝説になってしまうのでここまで。

 

2月末~3月上旬までの環境は以下の画像の通り。デッキ使用率はプロツアーのものを参照。

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tear1はスゥルタイ、エスパー、ネクサス。tear2が単色アグロ三兄弟という感じだ。

この状況を考慮して、私はデッキを選択していくこととなった。

 

3,デッキの選択

大体、私はデッキを選択するにあたり、ひとつ意識していることがある。それは、最も使用率の高いデッキを使わないことだ。

理由はシンプルで、私がゲームのプレイが上手くないからだ。

使用率上位デッキを使い、多発するミラーマッチや相手に強力に意識されている状況で勝てるほど、競技プレイ初心者の私が急激に上達することは出来ない。弱者が強者に勝つには汚く環境の抜け道を見つけるしかない。私は出来れば上位デッキを倒す側に回りたい。

最初に使い始めたのは「ネクサス」だった。先程も紹介した通り、中速以降のフェアデッキには圧倒的な強さを誇った。スゥルタイとエスパーは最大勢力に違いなく、その2つのデッキに有利なのは非常に魅力的ではあった。しかし、良環境が故、ネクサスという相性の極端なデッキが、様々なデッキが活躍する現環境の最適解かと言われると首を傾げざるを得なかった。

一定数いるアグロに本当に勝てない。緑青というカラーではアグロ用のサイドボードを用意出来ない。しかし、3色にすれば安定感が欠ける。様々なプレイヤーの記事も読んだが、恐らくアグロに対する解答は今のカードプールには存在しないようだった。

途中からアグロ全般の対策を諦め、それを全て青単だけの対策に回したサイドボードを使用していたが、シミックネクサス作成者の原根氏の記事で後に同じようなことが書いてあったため、自分の考え方に少し自信が持てた。そもそもコンボデッキを真面目に回すこと自体が初めてだったため、かなりの時間を要したが、確実に勉強にはなったと感じている。

しかし、ネクサスは当日のアーキタイプ分布を完全に読み切るとこが出来れば非常に強力なデッキなのも事実だ(アグロに当たらなければ良いため)

なので、私はネクサスを練習しつつも他のアーキタイプを準備することにした。

私が目をつけたのはヤソの赤黒アグロだった。

team-cygames.com

 

このデッキは中速みたいな使用感のアグロだった。リックス・マーディで引きを安定させつつ、高マナ域のカードを少し多めにとり、ハンデスで妨害をする。まさに彼らしいプロの発想だ。

私もこのデッキを使用し、MTGAでは一瞬でミシックランクに到達した。今まで中速ビートダウンか除去ミッドレンジみたいなデッキを好んで使っていたこともあり、初めての赤単だったが割とすんなりと手に馴染んだ。

環境的な位置も割と良く、ネクサスは必勝、エスパーやスゥルタイにもぼちぼち勝てるという感じだった。

赤単アグロ自体触るのが初めてだったため、カードの使用感や先手後手でのサイドボーディングなど勉強することが多く、こちらも多く時間を費やした。

結果としてこのデッキを持ち込むことになる。

持ち込んだ理由は後述するが、ネクサスが環境的に『より』無理なためという消極的な理由だった訳だが。

 

最終的な調整結果はこちら

 

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デッキ名「赤黒アグロ」

 

メイン60

4 ギトゥの溶岩走り 
3 狂信的扇動者

1 凶兆艦隊の向こう見ず

4 ヴィーアシーノの紅蓮術師

3 リックス・マーディの歓楽者
3 軍勢の戦親分 
4 ゴブリンの鎖回し


4 ショック

4 稲妻の一撃

4 魔術師の稲妻
2 舞台照らし
1 実験の狂乱
2 興行 // 叩打

 

13 山

4 血の墓所
4 竜髑髏の山頂

 

サイドボード15

3 ドリルビット
4 溶岩コイル 
4 再燃するフェニックス 
2 疫病造り師
1 実験の狂乱
1 沼

 

エスパーへの勝率を高められれば完璧だと考えていたため、イマイのエスパー相手に無限に回した結果この形に落ち着いた。ヤソのリストとの大きな差異はメインの舞台照らしと実験の狂乱とサイドの疫病作り師の採用だろうか。

エスパーのメイン戦は相手が試合を始める前にライフを削りきることに尽きるため、ブン回りに加担できる舞台照らしを無理ない枚数採用。サイド後も抜きらなくても良く、ドリルビットと一緒に入るパターンを考慮すると2枚が限界だった。

実験の狂乱はグルールやスゥルタイのメイン、リソースが切れてしまった時のエスパー相手などマジでどうしようもない時の祈り用。デッキの構成に合ったカードではないのだが、どうしても勝てないのならマジック・ザ・ギャザリングを放棄して坊主めくりを始めた方が良いという結論になった。それに合わせて、狂乱と相性の良くないリックスを1枚減らし、赤瞬唱を採用。コントロールや赤単ミラーに強い良カード。

疫病作り師は、エスパーのサイド後、青単対策。ライラやテフェリーを倒せるのは強く、既存のリストにないことから警戒されず、非常に強力だった。

また、潜水や呪文貫きを回避できる除去ため、スペルのカウンターを構えている青単をスカせることが出来ていたと思われる(こちら側からはわからんが)

世の中では青単vs赤単は赤単有利という風潮があったが、別にそんなことは無くむしろ微不利くらいな勝率だった。なので、読まれない対策として、彼が青単とのマッチをそれなりにマシにしてくれたと考える。

 

各マッチの相性は以下の通り

 

・ネクサス かなり有利

・ティムール再生 有利

・スゥルタイ 有利

エスパー 五分

・赤単 微不利

・白単 五分

・青単 五分~微不利

・グルール かなり不利

・門 かなり不利

・イゼットドレイク 五分~微有利

・イゼットフェニックス 微有利

 

意識してるだけあって、フェアデッキ、コンボ(ネクサス)デッキには有利がつく。世論ではスゥルタイVS赤単はスゥルタイ有利というのが常識だが、赤黒の場合は思っているより有利がつく。このデッキが普通の赤単よりも再燃するフェニックスを連打しやすいためかとも思うが、普通の赤単使用者でも対スゥルタイを有利マッチと断言するプレイヤーも複数いたため、相性の判断は少し難しい。実質、本戦では赤単はスゥルタイに狩られていたので、上手いプレイヤーのスゥルタイは不利みたいな結論になりそうかも。ちなみにGP直前の対スゥルタイは5戦4勝だった。(一応ミシック帯)

一方、門コントロールやグルールアグロなどのデッキには構造的に不利がつく。どちらも強烈な全体ダメージと赤単では倒せないマッチョなクリーチャーが入っており、かなり厳しい戦いになる。現状はそこまで多くないため、当日当たらないことを祈るのみ。全部に勝てるデッキは存在しないのだから、ここは割り切るしかない。

また、赤単ミラーも微不利になる。理由は実験の狂乱の枚数の差。ミラーは狂乱を置いたもの勝ち的なゲームになりやすいため、多く採用している通常型やタッチ緑型の赤単には不利がつく。


結果として、プロツアー時のメタゲーム分布をみると、相性の良いマッチが上位に固まっている。本番ではエスパーと赤単が多少は増えると予想していたが、概ね分布は変わらないとも思っていた。つまり、赤黒のポジションはさほど変わらない。

持ち込むデッキをほぼほぼ赤黒に定め、もう後は京都観光の準備でもしようと思っている矢先、私の目に衝撃の結果が飛び込んできた。

 

article.hareruyamtg.com

 

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京都への出発の3日前。

大型大会で使用率2位になっている赤単の姿があった。

 

赤単ミラーマッチは微不利増えそうな赤単対策のグルールはめっちゃ不利……。

 

つまり……、

 

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(後編へつづく)

 

【XLN~RNA期】自称オルゾフコントロール

前回もアブザンだったね。

晴れる屋の環境初陣で使用して、5-3。

最後勝てればリストと名前が載ってましたが、無念。

大会素人にしては頑張った。

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■メイン60

1 Cast Down
3 Treasure Map
3 Overgrown Tomb
4 Godless Shrine
2 Vraska's Contempt
4 Isolated Chapel
1 The Eldest Reborn
4 History of Benalia
4 Kaya's Wrath
1 Vraska, Golgari Queen
3 Karn, Scion of Urza
3 Temple Garden
4 Plains
4 Swamp
2 Vraska, Relic Seeker
2 Carnage Tyrant
2 Woodland Cemetery
2 Sunpetal Grove
4 Moment of Craving
3 Mortify
4 Orzhov Enforcer

■サイド15

1 Treasure Map
1 Carnage Tyrant
1 Lyra Dawnbringer
1 Vraska's Contempt
3 Duress
2 The Eldest Reborn
4 Adanto Vanguard
2 Basilica Bell-Haunt

 

①選んだ理由

ユーザー名が「乱脈な奇行」だから白黒にしました(大嘘)

グルール実験やらティムールやらを使う予定でしたが間に合わず、リリース前から構想があった白黒メインのコントロールをいじってたら割と形になったから。

白黒の色だけではフィニッシャーが不足しているため、3色目にタッチする必要があった。今回は緑を入れて「PWヴラスカ2種」と「殺戮の暴君」をフィニッシャーにすることにした。「ドミナリアの英雄、テフェリー」を入れたタッチ青も候補ではあったが、テフェリーを持っていない(重要)のと、ヴラスカ&暴君の方が早くてシンプルに勝てること、リリース前では脅威とされていた「グルールビートダウン」に対してインスタントタイミングで構えることが有効ではないという点から緑にタッチしました。

「ケイヤの怒り」を採用していることから、アグロ(バーンを除く)や中速ビートダウンに滅法強い。ミッドレンジやコントロールデッキに対しては、メインサイド込みで3枚ずつ入っている「殺戮の暴君」「最古再誕」で押しつぶす。対コントロールは追加して「アダントの尖兵」を使い攻めるプランを取る。エスパーコントロールもマイナス除去を減らしてることが多かったため、アダントでゴリゴリ削れた。「ベナリア史」は守りにも攻めにも使えるのでマジで強い。

環境的にクソみたいなエンチャントが何種も存在しており、メインから割れる手段が6枚も入れることができたのもアピールポイントかも。

ターボフォグには手も足も出ないので、案の定引かれました。

反省点としては、マナベースを詰め切れなかったところ。緑10枚だと、MAPがないと暴君がギリギリ出せないみたいなことも発生しかねない。ショックランドとM10ランドのバランスももうちょっと詰めようがあったかも。

 

②デッキの使い方

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はい。

久しぶりにカーンをめちゃくちゃ強く使えたので楽しかった。

 

③新しいカードの感想

Ⅰ,オルゾフの処罰者

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強い。ビートダウンに対して頼れる壁になってくれた。このデッキを着想するきっかけになったカードだったのでちゃんと強くてよかった。飛行に対して無力なので、イゼットドレイクみたいなのがまた流行りだすと少し微妙になってくるかな。

 

Ⅱ、ケイヤの怒り

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平成生まれなので4マナのラスを初めて使ったが、うーん強い。

当たり前ですが、1マナ少なくなるだけで、1ターン早く打てる、ツーアクション取りやすくなる、複数枚採用しやすくなるなど得しかなかった。負ける時も、ラスを引けたらワンチャン勝ちなんだよなぁって場面が多かったので4枚入れました。

 

Ⅲ、屈辱

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まあ強い。環境に非常に厄介なエンチャが多いのと、コントロール相手にもアズカンタを割に行ったりできるので腐りにくい。今後も相当お世話になっていきたい。

 

Ⅳ、聖堂の鐘憑き

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幽霊くん(幽霊とは言っていない)

事前は他の色の同サイクルと比べると控えめだなぁと思ってましたが、アグロに対して尋常じゃなく強いナイスサイドカードでした。メインに据えてリッチの熟達打ちたいなと最近考えている。

 

④最後に

このデッキは非常に好みですが、勝てそうなのも今のうちだけかも。

ターボフォグに勝てない、ハイドロイド混成体入りのミッドレンジに有利が付かない、この2点だけで結構立場は悪くなっちゃうかなーって感じです。

とりあえず今は次のデッキを考えながら、強そうなカードにいろいろ触ってみようかなって感じです。

 

 

 

アブザン騎士

ギルドカラーではないカラーは弱い。

〇れるや環境初陣参加。

結果は4-4。

仮想的としていた赤系アグロと緑単には勝つことができたものの、デッキそのもののパワーが低い、クリーチャーの線の細さのせいでミッドレンジとコントロールに勝ちきれないなど微妙な点も多かった。

今思うとぱっと見強いと思ったカードをフィニッシャーにするようなデッキ構築の方がよかったかも。

あまりにもタップインが目立ち、せっかく赤系アグロに強いカードを採用しているのにまごつくこともあり、ショックランドのないカラーをベースに据えたデッキは弱いと実感した。

 

■土地25

2 沼
2 平地

1 森
4 M10白黒
4 タップイン白黒

4 M10緑白

4ショック緑白

4ショック緑黒



■クリーチャー19
4 善意の騎士
4 悪意の騎士
3 帆凧の掠め取り
3 秋の騎士
2 豊潤の声、シャライ
3 黎明をもたらす者ライラ

■スペル16
3 死の重み
4 暗殺者の戦利品
3 喪心
4 ベナリア史
2 暴君への敵対者、アジャニ

■サイドボード15

■サイドボード15
3 強迫

1 ビビアン・リー
1 形成師の聖域
2 アルゲールの断血
2 残骸の漂着
2 一斉検挙
2 蔦草牝馬

2 秘宝探究者、ヴラスカ

MOでイクサランドラフト

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初めてまともにMOでドラフトしました。イクサラン3パック勝負。

 

6回やった戦績

1、黒赤海賊1-2

+2/+2エンチャ4積み。赤黒2マナの海賊も3枚集めたけど大して強くなかった。殴ることしか考えていない。マーフォークにバウンスされて死亡(2回)

 

2、黒白吸血鬼 2-1

残骸の漂着、レアの1マナ白エンチャとか吸血鬼のバットリ3枚などデッキはクソ強かったですが、勝ちきれず。レアで勝った試合もあったので、助かった。

 

3、緑青マーフォーク 2-1

1パック目で来た暴君をおしゃれ差し(活躍せず)。先手取れてテンポで押せれば勝てますが、1回テンポとられるとろくな除去がなかったのであっさり死亡。緑青のカラーの弱さが出てしまった。

 

4、赤白恐竜 1-2

クソザコナメクジ。2マナ、3マナのクリーチャーが薄いデッキは弱い(確信) 海賊のカットラスはクソ。

 

5、青黒海賊 1-2

怒りのカットラス2投&サーチ1投。レアに殺されたり、色が出なかったりとMOの洗礼を受ける。デッキ自体も強いレア等のエースが不足していた感が否めない。

 

6、白黒吸血鬼 2-1

カットラスは入れ得。デッキパワーは1回目に比べると全然低かったのですが、カットラスとパンプ吸血鬼くんなどのコモンがいい感じに作用し、同型のレア入り吸血鬼にも勝てた。2戦目は海賊相手に、2tレア→3tレア→4tカットラスと動かれて負け。カットラスはクソ。

 

《おわりに》

3-0は……、できませんでした(心を閉じる音)

ちゃんと強いデッキが出来た時に勝ちきれないといけないですね。

思ってた以上に2マナ、3マナのクリーチャーが大切っぽいですね。

使用種族以外でも積極的に取りに行きたいかも。

あと海賊のカットラスが強すぎます。恐竜は弱いです。恐竜の大型を出すよりは、2マナ3マナでテンポを取って、装備やエンチャ、カウンターなどで強化する戦い方の方が環境にあっているような気がします。また、暇があったらやっていきたいですね。